統計検定1級の対策書として公式本以外で真っ先に買うべき本である『データ解析のための数理統計入門』の第5章の解説と演習問題を自力で解いた学習の軌跡の記事です。条件付き分布の理解がメインになるので(自分含めて)苦手意識のある方は必見です! 本章は順序統計量→十分統計量→混合分布と進みます。それぞれの内容が程よくまとまっており、『データ解析のための数理統計入門』の質の高さを再確認した章になりました。 統計検定1級青本の第5章の説明と例題 順序統計量 n個の標本に対するnを標本のサイズといいます。無作為抽出はn個 ...