統計検定1級の対策書として公式本以外で真っ先に買うべき本である『データ解析のための数理統計入門』の第11章の解説と演習問題を自力で解いた学習の軌跡の記事です。本章は重回帰分析に関する理論の展開となります。本記事の内容が本書において最も行間が広い分野だそうです。自分も解いていて苦戦した箇所がありましたが、多くの方が似たような状況のようです。 本記事がその方々の助けになれば幸いです。 本章で重回帰モデルからガウス・マルコフの定理までを前半としてスピーディーに解説します。後半はコクランの定理などテクニック面が強 ...