志田龍太郎

東京大学修士→30代セミFIRE元数学教諭(麻布高など指導)/アクチュアリー数学と統計検定1級(2024年に再挑戦)/数検1級→高3・漢検1級→教諭時代に合格/ブログ+SNS運営/現在逆手懸垂の訓練中/AmazonAssociates連携

2024/1/2

故障率から考えるワイブル分布を初心者にもわかりやすく説明しレイリー分布との関係について解説

偶発的に起きるイベント間隔を表現する分布で指数分布を学びましたが、指数分布はよく使われますが欠点があります。 どのような欠点ですか? 指数関数はイベントが偶発的に起こる(故障率が一定)仮定で用いますが世の中には故障率が一定となる事柄は少ないです。 https://www.muscle-castle.com/exponential-distribution-expected-value-variance/ 故障率一定の分布が指数分布 故障率が減少関数の場合と故障率が増加関数の場合は、それぞれ製品の初期不良、 ...

2024/1/2

対数正規分布の意味と正規分布との関係を考えながら期待値と分散を計算します

パレート分布を覚えていますか? パレート分布は超お金持ちの分布のイメージでした。 https://www.muscle-castle.com/standard-power-function-distribution-power-function-distribution-pareto-distribution-expected-value-variance/ パレート分布を知れば世の中が見えるようになるかも! 『統計学大百科事典 仕事で使う公式・定理・ルール113』によるとパレート分布は低所得者層の分布を ...

2024/1/2

正規分布の確率密度関数の求め方と期待値と分散と標準偏差の導出計算と標準化の重要公式と中心極限定理からスターリングの公式をわかりやすく証明します

いよいよ正規分布を解説します。正規分布は中心極限定理のため確率分布の王だと思っています。 統計学に馴染みがない方でもグラフの形自体はどこかで目にしたことがある有名な分布ですね。 正規分布が絡む計算はガンマ分布の記事で紹介したNO1公式を用いる機会が多いです。ガンマ分布の記事を未読の方はそちらのチェックからおすすめします。 https://www.muscle-castle.com/erlang-distribution-gamma-distribution-expected-value-variance/ ...

2024/1/2

ガンマ分布(アーラン分布)の期待値と分散と積率母関数を用いた再生性と指数分布との関係性を意識した分布関数の導出

指数分布からの流れでラプラス分布とパレート分布を学習してきました。ラプラス分布とパレート分布はともに2つの指数分布から作られる分布でした。 https://www.muscle-castle.com/standard-power-function-distribution-power-function-distribution-pareto-distribution-expected-value-variance/ パレート分布の作り方 次はどのような分布ですか? 指数分布を複数個集めたガンマ分布を考えま ...

2024/1/2

パレートの法則からパレート分布・第2種パレート分布とべき関数分布と標準べき関数分布と指数分布と一様分布の関係性を解説し期待値と分散を計算します

お金持ちの人口分布はどのようになっているかご存知ですか? 正規分布になるのではないですか? 世の中の多くの事柄は正規分布に従いますが、異常値などの分布は特別な分布に従うことが知られています。これはビジネス界隈では働きアリで例えられることで有名なパレートの法則というこの世を支配すると言っても過言ではない法則が基盤となっています。参考『「超」集中法 成功するのは2割を制する人』 ある一定以上の金額を持ったお金持ちの人口分布はパレート分布という分布に従っています。 パレート分布をメインに色々な分布を教えてくれる ...

2024/1/2

ラプラス分布の期待値と分散について確率変数の変換と標準化を交えて解説します

指数分布の次の分布はどの分布ですか? 指数分布が組み合わさってできる分布はいくつかあるのですが、今回は2つの指数分布の差で作られるラプラス分布について解説します。 https://www.muscle-castle.com/exponential-distribution-expected-value-variance/ 指数分布はさまざまな分布と知り合いの分布です! この話題は統計検定1級やアクチュアリー数学といった難関資格での頻度は低い傾向にありますので、掲載されている参考書は少ないです。加えてデルタ ...

2024/1/2

指数分布の無記憶性とポアソン分布との関係を分かりやすい例で解説し累積分布関数と期待値と分散の計算方法も解説します

連続確率分布の一様分布の次は指数分布になります。 https://www.muscle-castle.com/standard-uniform-distribution-uniform-distribution-discrete-uniform-distribution-expected-value-variance/ なぜ分散には必ず「12」が出てくるのかがわかります 正規分布だと思っていました。なぜ指数分布を選んだのですか? https://twitter.com/nananairu7/status/ ...

2024/1/2

標準一様分布と一様分布の期待値と分散の計算、離散一様分布の確率密度関数などの解説

先程こんなツイートをされていましたので、どうなったのか気になっていました!笑 https://twitter.com/nananairu7/status/1739153457016357317 離散一様分布の分散計算が大変でした そうなんですよ。一様分布は連続型確率分布では最も単純なのに、離散一様分布の分散計算がダークホース的な計算量でした。 この記事では一様分布についての基本的な話題について解説していきます。 連続確率分布の確率密度関数と離散確率分布の確率関数の計算方法などの違い 今まで勉強してきた確率 ...

2024/1/2

単位分布、デルタ分布、ファーストサクセス分布、対数級数分布の期待値と分散の計算方法

離散型確率分布界隈で最後まで生き残っいた四天王がいました。 https://www.muscle-castle.com/hypergeometric-distribution-expected-value-variance/ 離散確率分布のラスボス「超幾何分布」 4つも確率分布がタイトルにありますが一体なにごとですか?! 統計検定1級で出題される離散型確率分布は超幾何分布までで出尽くしました。しかしアクチュアリー数学ではそれに関連する離散型確率分布も出題されます。ただし対数級数分布は除きます。今回の参考資 ...

2024/1/2

超幾何分布の名前の由来と確率和1の証明と平均と分散を計算で導出する方法

統計検定1級で出題される離散型確率分布のラスボス的な存在は超幾何分布です。 超幾何分布は名前も難しそうだし、期待値や分散も覚えにくいし、証明も難しいのでラスボス的ですよね。 超幾何分布は難易度が高いのですが『現代数理統計学の基礎』『データ解析のための数理統計入門』『現代数理統計学』などの有名参考書ではサラッと流されている感じがしました。確かにポアソン分布などと比べると重要度は落ちるので仕方ないですね。 そこで超幾何分布の代表的な3つの性質についての導出の計算方法を詳しく紹介したいと思います。 組み合わせの ...