統計検定1級の合格者のバイブルである『現代数理統計学の基礎』の多次元確率分布に関する内容になります。 当然ながら多変量の確率変数の問題は前回の第3章の内容よりも難易度が上がります。 変数変換でヤコビアンを用いる問題が増えることによって計算量が増えてしまうことも難点ですね。 その通りです。そのため第3章にはなかった例題が多数用意されています。本記事では例題の解説も行いますのでご安心ください! しかし難しい問題にもポイントが必ずあります。本記事では問題ごとにポイントを提示していくことにより、問題内容を理解でき ...