志田龍太郎

東京大学修士→30代セミFIRE元数学教諭(麻布高など指導)/アクチュアリー数学,統計検定1級(2025年に再挑戦)/数検1級→高3・漢検1級→教諭時代に合格/ブログ+SNS運営/AmazonAssociates連携

2025/6/13

アクチュアリー数学のシミュレーションの過去問を解説

アクチュアリー数学のシミュレーションの過去問を解説します。本章はモデリングの最終章であり、アクチュアリー数学の最終章でもあります。内容は逆関数法・棄却法・合成法・分散減少法の4つです。順に解説していきます。分散減少法では負の相関法と制御編療法を扱います。 全体的なおすすめの公式・問題集は『アクチュアリー試験 合格へのストラテジー 数学 第2版』です。お手元に置いて本記事をご覧くだされば学習効率が上がります。 逆関数法 平成17年度問1(8)標準正規分布 標準正規分布 最初の問題にして逆関数法の最難関の難問 ...

2025/6/13

アクチュアリー数学の確率過程の過去問を解説

確率過程の章ではマルコフ連鎖とブラウン運動(ウィーナー過程)とポアソン過程を扱います。マルコフ過程はマルコフ連鎖が離散的だとすれば、刻一刻と変わる連続量を扱うことになり、アクチュアリー数学ではマルコフ連鎖が出題されます。 この分野は前回の時系列解析よりも公式が少ないです。そのためしっかりと得点したいところです。 この分野は統計検定準1級と内容が被っています。下記と併用の学習をおすすめします。 https://www.muscle-castle.com/japan-statistical-society-c ...

2025/6/13

アクチュアリー数学で時系列解析の過去問を解説

アクチュアリー数学の時系列解析の過去問を解説します。下記の本にはARMA(2,2)以外の公式は全て載っているので、まずはそれをしっかりと覚えましょう。その上で、定常性がない場合のAR(p)モデルが出た場合は定義に従って考えます。この分野での頻出問題はAR(2)モデルです。 全体的なおすすめの公式・問題集は『アクチュアリー試験 合格へのストラテジー 数学 第2版』です。お手元に置いて本記事をご覧くだされば学習効率が上がります。 ARモデル 平成17年度問1(3)AR(1)モデル AR(1)モデル 定常状態で ...

2025/6/13

アクチュアリー数学の回帰分析の過去問を解説

アクチュアリー数学で出てくる回帰分析の過去問を解説します。大まかな構成は、線形回帰と非線形回帰です。前半は重回帰分析などで、後半はロジットモデリなどです。後半ではロジットモデルやプロビットモデルには該当しない一般のモデルも扱います。近年では2022年に指数関数モデルが出題されました。今後このような問題が登場する可能性が高いです。 https://www.muscle-castle.com/nonlinear-regression-analysis/ 非線形回帰のパターンはこれです! アクチュアリー数学のモ ...

2024/12/8

アクチュアリー数学の標本分布論などの統計分野の総合問題の過去問を解説

本章ではアクチュアリー数学の標本分布論+下記記事に該当しない総合問題を取り扱います。 https://www.muscle-castle.com/actuary-math-workbook-chapter10 https://www.muscle-castle.com/actuary-math-workbook-chapter11 https://www.muscle-castle.com/actuary-math-workbook-chapter12 https://www.muscle-castle. ...

2024/12/8

アクチュアリー数学の有限母集団の過去問を解説

アクチュアリー数学の有限母集団の過去問を扱います。この分野は期待値などの公式を覚えていれば乗り切れる問題が多いので、しっかりとクリアしたい分野です。本記事では有限母集団系の問題を完全に解き切れるように、体系立てて過去問を総整理し、学習効果を上げやすい順にまとめ直していますので、この記事の問題順に勉強すればOKです。 有限母集団単体では『確率統計演習 2 統計』にほぼ同じ問題が出題されています。アクチュアリー数学合格のためには必携の本です。アクチュアリー会からも公式の教材として提示されている名著です。 全体 ...

2024/12/8

アクチュアリー数学の尤度比検定の過去問を解説

アクチュアリー数学で最頻出の分野は統計的検定です。そしてその一部分である尤度比検定も大切です。この分野は計算量が多いですが、結果を暗記しておくと逆算できる可能性が高い分野です。過去問を通してしっかりと学習していきましょう。他分野と比べて頻度は低いですが、部分点を確実に狙える箇所です。しっかりと対策を行いたいところです。 https://www.muscle-castle.com/actuary-math-workbook-chapter12 統計的検定の学習はこちらから! 全体的なおすすめの公式集は『アク ...

2025/6/13

アクチュアリー数学の統計的検定の過去問を解説

本記事では検定の過去問を体系立てて解説します。点推定の章よりも遥かに多い問題数になりますので、事前準備として区間推定の理解が必要ですので未学習の方は下記記事をご覧ください。 検定の内容が、アクチュアリー数学で最頻出分野です。しっかりと学習をして合格を目指しましょう! https://www.muscle-castle.com/actuary-math-workbook-chapter11 アク数の多彩な区間推定を1記事にまとめました! 本記事は検定の内容を扱いますが、第一種過誤の確率の問題などカテゴリー別 ...

2025/6/13

アクチュアリー数学の区間推定の過去問を解説

アクチュアリー数学で点推定と並んで頻出の区間推定を学びます。区間推定の方が公式をきちんと暗記できているか?が問われるので、アクチュアリー数学の花形の分野と言っても過言ではありません。 アクチュアリー数学の区間推定の問題はほとんど『確率統計演習 2 統計』から出題されています。そのためまずは『確率統計演習 2 統計』を解き切ることが大切です。 全体的なおすすめの公式集は『アクチュアリー試験 合格へのストラテジー 数学 第2版』です。お手元に置いて本記事をご覧くだされば学習効率が上がります。 定義に従う新傾向 ...

2025/6/13

アクチュアリー数学の点推定の過去問を解説

統計検定1級でも頻出の点推定に関する問題をアクチュアリー数学の過去問を用いて解説していきます。他分野と比較すると比較的難易度は低目の章になりますが、手強い問題もあります。また頻出分野のため過去問数が多くなっています。本試験ではしっかりと得点できるように訓練していきましょう。 全体的なおすすめの公式集は『アクチュアリー試験 合格へのストラテジー 数学 第2版』です。お手元に置いて本記事をご覧くだされば学習効率が上がります。 モーメント推定量の過去問題は、それぞれの確率分布の期待値と分散の公式を覚えていれば、 ...