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志田龍太郎

東京大学修士→30代セミFIRE元数学教諭(麻布高など指導)/アクチュアリー数学,統計検定1級(2025年に再挑戦)/数検1級→高3・漢検1級→教諭時代に合格/ブログ+SNS運営/AmazonAssociates連携
アクチュアリー数学の確率分野の対策の指定教材である『確率統計演習 1 確率』の変数変換の章の問題の解説を行います。 各章の解説記事のリンクをまとめておきますね! 第1章:事象と確率第2章:確率変数と分布第3章:平均値、分散第4章:変数変換と和の分布第5章:積率と積率母関数第6章:大数の法則と中心極限定理 問題を解いていて思いましたが、本記事の内容は統計検定1級の対策にも有効です。統計検定を受験する方も是非ご活用ください。 本記事の確率密度関数の取りうる値について、微分を用いていくことにより定義域からイコー ...
アクチュアリー数学の指定問題集である『確率統計演習 1 確率』の期待値と分散に関する章の解説を行います。主に期待値の問題が中心となります。 終盤の問題では前章を参考にする問題が多くなります。下記に国沢確率のブログの記事のリンク一覧を掲載します。 第1章:事象と確率第2章:確率変数と分布第3章:平均値、分散第4章:変数変換と和の分布第5章:積率と積率母関数第6章:大数の法則と中心極限定理 終盤のマルコフ連鎖との融合問題がとても難しいです。過去にアクチュアリー試験で類題が出題されていますが、その問題が歴代最難 ...
アクチュアリー数学の指定問題集である『確率統計演習 1 確率』を解いていく第2弾です。第1弾では事象と確率を勉強しました。 https://www.muscle-castle.com/probability-and-statistics-exercises1-probability-chapter1 アクチュアリー数学は今後本書からの出題が増えると予想します 第1章:事象と確率第2章:確率変数と分布第3章:平均値、分散第4章:変数変換と和の分布第5章:積率と積率母関数第6章:大数の法則と中心極限定理 この ...
統計検定1級よりも試験としての難易度が高いアクチュアリー数学が指定する確率分野の演習書である『確率統計演習 1 確率』の対策を全6回に分けて解説します。具体的には本書に掲載されている例題と問題の解説を行います。掲載されている問題の詳しい設定などは本書の内容をご覧ください。 2023年の12月にアクチュアリー数学を受けたのですが『確率統計演習 1 確率』までしっかりと手が回らなくて不合格となってしました。2024年の試験では本書をしっかりと攻略してから挑みたいと思います。 過去問を結構頑張っていましたよね。 ...
アクチュアリー数学で出題頻度が高い『基本確率 (経済の情報と数理 2)』の各章の解説の最終部になります。 この記事は第4部になります。第1部かのリンクをまとめておきますので、是非とも辿ってくださいね! 第1部:第1章と第2章(確率の出し方)第2部:第3章と第4章(ベイズの定理)第3部:第5章〜第8章(確率分布総論)第4部:第9章と第10章(条件付き分布と極限理論) この記事では第9章の条件付分布がメインです。本章は『基本確率 (経済の情報と数理 2)』の集大成的な内容で特に後半の例の難易度が高いです。 ア ...
アクチュアリー数学で有益な本のため過去問での出題歴が多数ある『基本確率 (経済の情報と数理 2)』のメインの部分を解説します。本記事は期待値周辺の話題を扱います。 『基本確率 (経済の情報と数理 2)』に関する記事は4部構成となっています。本記事は第3部になります。 第1部:第1章と第2章(確率の出し方)第2部:第3章と第4章(ベイズの定理)第3部:第5章〜第8章(確率分布総論)第4部:第9章と第10章(条件付き分布と極限理論) 基本確率の第5章の例 確率変数 確率変数 クーポン問題 クーポン問題 二項分 ...
アクチュアリーの主に確率分野の対策として過去問の的中率が高い『基本確率 (経済の情報と数理 2) 』に関する記事の第2部です。第1部はこちらです。 本書に関する記事は全部で4部構成となっていますので、今回までで本書の半分を終えたことになります。 第1部:第1章と第2章(確率の出し方)第2部:第3章と第4章(ベイズの定理)第3部:第5章〜第8章(確率分布総論)第4部:第9章と第10章(条件付き分布と極限理論) 本記事では第4章の例題に難問が集中しています。しかし最後の答えの結論について考えさせられ ...
アクチュアリー数学の対策で過去問の大問の題材として使用されることの多い本について解説していきます。 『基本確率 (経済の情報と数理 2)』という本ですね。有名な『合格へのストラテジー』とは違うんですね。 合格へのストラテジー、略称「合スト」はアクチュアリー数学を受けるために最低限覚えていないといけない公式を集めた公式集です。巻末に問題がありますが大問1と大問2の小問集合のレベルなので大問の対策としては弱い部分があります。 『基本確率 (経済の情報と数理 2)』とほとんど同じ問題が出ていた時期もあるのですが ...
『現代数理統計学の基礎』は統計検定1級の統計数理対策としてNO1と名高い書籍です。この本の例題と演習問題が載っている最終章は第8章になります。本記事では第8章の問題を解説していきます。 第8章は前回の第7章の問題を元にして成り立っています。要するに統計的仮説検定の棄却域から受容域を求め、その不等式を区間推定したいパラメータについて反転した不等式が求める信頼区間になるということです。 つまり実質的に第8章は第7章の結果を反転させた問題というわけです。 他の書籍では区間推定→仮説検定の流れですので、斬新だなと ...
『現代数理統計学の基礎』の第7章の解説を行います。 とても重たい問題が多い章でしたね! そうですね!第7章は例題よりも章末問題の方が圧倒的に難易度が高くなっています。1問解くのに半日〜1日かかった問題もありました笑 本章は検定を扱います。主に尤度比検定がメインです。今までに学習した推定の内容なども多くの内容を含んでいるため、総合的な章となります。 尤度比検定とワルド検定とスコア検定はこの章で何回か登場しますので、先に求め方を書いておきます。 尤度比検定→尤度比統計量の対数を先にとった方が計算が煩雑にならな ...